こんにちは。星もとのお手伝いをしている大学生スタッフです。
小学生のみなさんは待ちに待った夏休みですね。 今回はそんな夏休み真っ最中の子どもたちが野外活動を行っている、京都府立る り渓自然の家「グリーンパルるり渓」におじゃましてきました。
午後7時半、るり渓少年自然の家に到着した我々が目にしたのは分厚い雲に覆わ れた空。 今夜は晴れないかもしれないという失望と、夜半に晴れることの多いるり渓特有 の天気に一縷の望みを託しつつ、雨天講演の準備をします。
今回の講演では、月球儀が初登場し、月の満ち欠けの仕組みを実際に体験しても らうことができました。 教科書では習ったけど、実際に体験するとさらによくわかります。子どもたちも 興味津々です。
講演も佳境に入る頃、「星が見えている!」という報告が! なんと、雲が切れ、星空が顔を現していました。 大急ぎで望遠鏡をセッティングします。 子どもたちの大好きな土星が見えるのもシーズン終盤。 見逃すと来年まで見ることができないのです。 子どもたち120人が、望遠鏡を我先に覗きたいと列を作ります。
「土星に耳がついてた!」「輪っか見えたよ!」 初めての土星を目にして、感激の様子です。 この日は他にも北斗七星と北極星、夏の大三角、少しマイナーないるか座を一緒 に探しました。
次回の星もと観望会は、8月9日にるり渓温泉で開催します。 ご参加お待ちしています!