3月8日に,2014年最初の「るり渓温泉星空観察会」が開催されました.
この日は社会人スタッフの他,5名の学生スタッフが観察会をお手伝いしました. この土日は,るり渓温泉の冬季イルミネーションが行われる最後の週末ということもあって, 日が沈む頃には駐車場がいっぱいになるほど多くのお客さんが来場していました!
夜空にはうっすらと雲がかかっていましたが,今回のターゲットである月と木星は, 太陽の光を目一杯反射して輝き,ちらちらと姿を見せてくれました. 満天の星空というわけには行きませんでしたが,イルミネーションを楽しんだ後に 足を運んでいただいた多くのお客様に,美しい天体の姿を鑑賞していただけました.
この日は遊星館で上映されているプラネタリウムの来客数も,記録的な多さだったということです! その待合スペースで行った講演会も大変な盛況ぶりでした. 「太陽の色は何色なのか?」という一見簡単そうで実は奥が深い問いかけから始まる, 冨田実行委員長の宇宙の話には,スタッフとして参加していた私もつい引きこまれてしまいました.
この日の活動で一番印象に残っていたことはとにかく「寒かった」ことです! 真冬の極寒期のような身に染みる寒さで,スタッフも皆「寒い,寒い」と口にしていました. 2014年度の「星をもとめて」観望会事業は,この日がスタートです!! 今年からは毎月1回,るり渓温泉での観望会が開催されます. これからは段々と観測がしやすい時期に入ってきますので,興味のある皆様はお気軽にお越しください!